14/10/19
Sing With mooki! ~ my posture when I sing~
photo by 鈴木教雄
~姿勢のお話〜
あー、この写真thを発音の瞬間ですねえ。。。
thは今日のお話とはまったく関係ありませんが。
大好きな歌手の立ち居振る舞いを見てまねたり、
ものの本を読んだり、歌いやすさを探したりして
たどりついたのが今の私が歌っている時の立ち姿だろうと思います。
もちろん、歌っている時はリズムをとったり、歌詞を身体で表したり
なんだかんだ身体は動かすのですが、発声練習や曲をおぼえる練習などを
するときは、ほとんど、まっすぐ立っています。
まっすぐ….??
この言葉が誤解を生じることがよくあるので、具体的にお話します。
以下は私が生徒さんに教えている時に使っている表現です。
①横から見たとして、
●耳
●肩
●腰骨
●くるぶし
この4点を結んだら、その線がまっすぐになるように立ちます。
②頭のてっぺんよりちょっと後ろの髪の毛を上にぐっとひっぱられる
ようなイメージで背筋をのばします。
③…が人によって伝え方を選ぶのですが….
その1…骨盤をくるっとまわして、おしりの穴を下に向ける。
その2…おしりのほっぺたをきゅっと寄せる。
(このとき、太ももがはるような感覚があるときはただただ、お腹を前に出している
だけです。これはよろしくない感じ。)
いずれにしても目的は下腹部のインナーマッスルをしめて安定した支え
をつくりたい、ということです。
身体の中心に縦の軸をしっかりと持つこと、そして下腹部にしっかりとした
支えを持つ事で呼吸のコントロールがかなりしやすくなります。
この軸を持つ事に慣れたら、多少の姿勢の
崩れがあったとしても軸を失うことはなくなります。