15/03/30
Sing With mooki! ~ breathing part4 ~

〜歌う時はどう息を出すの?〜
さてさて、3回にわたって綴ってきました呼吸のお話ですが、今回は最終回。
やっと歌う時の呼気の話にたどり着きました。
簡単な仕組みは今まででお話して来たとおり。
通常の呼吸では空気の通り道がスコーンッ!と開いています。
でも歌う時は声帯が開閉を繰り返し、空気の出口が狭くなっています。
①空気がたくさん出過ぎて喉をいためないためにも
②音程の高低や音圧を思い通りのものにするためにも
空気の出し方をコントロールすることが必要となってきます。
で、歌うために空気をコントロールしながら出す、その『方向性』を図に
してみましたよ。
風船=肺
周りの器=肋骨
器の底辺=横隔膜
手(指)=ブレスコントロールをしている筋肉
と思って見てみてください。
通常の呼気だと、空気を吐くと肋骨は内側へと縮もうとしますが、歌う時は肋骨を開いておきます。イメージとしては胸が少し持ち上がっているような状態とでもいいましょうか。(このとき、背筋の支えが必要になります!)
おへそよりも上のお腹を内側と上方向へキュッ!!としめます。
(このとき、腹筋使ってます!)
そうするとそのエネルギーが横隔膜にあたって空気が下から押し出せれていきます。
空気にスピードがあたえられ、なおかつ余分な空気の量が出るのを防ぐことが
できます。
私はSeth Riggs というボーカルコーチについてボイストレーニングを学び始めたのですが、レッスン中によく、
“Ribbs Up!” 『肋骨上げて!』
と注意されたのを覚えています。高音を出すときは特にたくさん注意されました。
随分効率の悪い、のどにも、音にもよくない出し方をしてたんだなあ、と今振り返ってみています。
