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16/06/27

レッスンでの出来事

黄色い紙飛行機

喜びを歌でうまく表現できないという学生。
歌ってもらうも何だかぎこちなく痛みさえ感じてしまう。
どうしたら彼女から喜びを引き出せるだろう…?
と考えながら聴いていると脳裏に黄色い紙飛行機が映った。そして、

「乗ればいいのに…と言え」

と船場吉兆の女将みたいに囁いてくる声が聞こえる。

「いや、そりゃ何のことか訳がわからないでしょ!私もわかんないし!」

と思ったけど、あんまりうるさく女将が言ってくるから伝えた。

「黄色いヒコーキがずっと見えててね。
乗ればいいのに!って思ったんだけど何だかわからないよね?!」

すると、学生は

「あー、やってみます。」

と言った。
私の超つたない伴奏で彼女は歌い出した。

すごい喜びに満ちた歌になっている!!

歌い終わる。

彼女はAha体験をした様子で、「あぁー」と腑に落ちてる様子。

なんのこっちゃ…

面白い不思議な時間でした。