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〜あまりよくない姿勢の話〜

前回は私が生徒さんに伝えている姿勢のお話をしました。
レッスンをしていて、よく感じるのですが、歌うのに好ましい姿勢を
言葉や視覚で伝えるのは本当にむずかしいなあ、ってこと。
外から見てその姿勢が解ったとしても、それを身体のなかでどうとらえているかは
それぞれ、感覚がみんなすこしづつ違うからです。

となると、ひとつのことを色々な角度から見た説明をするのが
手っ取り早い！ということで今日はあまり良くない姿勢の話をしたいと
思います。（前置きが長い。）

前回の歌う姿勢をしてみたとしても、もし上の図のようなことが起こっていると
あまり好ましくありません。

たとえば…

● 重心が片足にかかっている
● 下腹部がだらーーーーんとしてる
● 太ももがはっている感じがする
● つま先が内側に入っている

思うように声が出ないなあ。
地声の高いところが出しにくいなあ。
音に芯がないなあ。

など感じるときにこういった点を整えるだけで、
ちゃんと声がでることが多々あります。
姿勢ひとつで改善されることが本当にたくさんあります。

前回も書きましたが、しっかりとした支えの軸をつかめるように
なったら、たとえ片足重心でもその軸を失う事なく歌う事も可能に
なります。

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