14/11/23
Sing with mooki! ~breathing part2… when you vocalize~
〜声を出す時〜
前回は呼吸の仕組みをお話しました。
今回は声が出る仕組みです。
注目すべきは空気の出口です。(入り口でもありますが…)
風船=肺
風船の膨らむ手前の細いところ=気管
風船の吹き口のあたり=声帯
風船の先を掴んでいる手=声帯を引っ張る筋肉(=声を作る筋肉)
と考えてください。
●通常の呼気の場合
『肺から出た空気』は『気管』を通って『開いている声帯』の間をすりぬけて出て行きます。
●声を出している場合
『肺から出て来た空気』は『気管』を通って『引っ張られて狭くなっている声帯』
の間で摩擦を受けて出て行きます。
摩擦を受けた空気の波は『音』を伴います。(緑のぐるぐるのところです!)
それが頭蓋骨に鳴り響き、『声』となります。
ちょーー簡単に、ちょーー雑に言うと、
『歌ってる時は喉は閉まるよ!』
ということ。
ですから普通の呼吸で息を吐いてる状態とは
ちょっと都合が違うことになっているというわけです。